外国人留学生のアルバイト

外国人留学生のアルバイト

日本語教育

 

今、日本の居酒屋や、コンビニなどは、
外国人留学生のアルバイトがホール担当ということも、

当たり前の時代になってきた。

 

少子高齢化、労働力不足が叫ばれる中、
特に、日本のサービス産業において、
外国人留学生の労働力は
もはや欠かせない状況となっている。


先日、私が昼時、定食屋に入った時のこと、
案の定、
東南アジア系の男の子 がホール接客をしていた。
私はその彼がすごくいい笑顔で接客していたので、
食後に似顔絵を描いた。(画像参照)

 

彼の「いらっしゃいませ」「かしこまりました」
「お待たせしました」
は、
どれをとっても、丁寧で笑顔があって心地よかった。
ただ「ありがとうございました」が、
「ありざしたー!!」というのだけが、少し気になった。
今の日本だとアンタッチャブルのザキヤマくらいしか

使わないんじゃないかってくらいの「ありざしたー!!」だと思った。

まあ、それは置いといて、私が驚いたのは、
4つの注文を同時に言われた時の彼の選択スキルである。

 
彼がホールに出た途端、下記の注文が同時に来たのだ。
 
1:席に着いた途端の若者のオーダー
2:レジでお会計と言うおじさん
3:お茶くださいコールするおばさん(入店時の水はもう出している)
4:味噌汁ついてないと言い出すおじさん
 

私は彼がどう動くか、さりげなく見ていた。

すると、4人のお客に「少々お待ち下さい」と言った後、
真っ先に“味噌汁ついてないおじさん”のところに味噌汁を持って行き、
「申し訳ございません」とあやまった。
その後も、スムーズに各々をこなし、
最後に「すみません、お待たせしました」と、
お茶くださいコールするおばさんに、熱いお茶を持っていった。
 
私も昔、東京のビジネス街で、
ランチタイムのホールのアルバイト経験があるのでわかるのだが、
対応や順番を間違えるとすぐにクレームになる。
経験者には彼の行動は当たり前かもしれないが、
彼はとても器用にそれをこなすので、私は感動したのだ。
しかも、カタコトにも関わらず、接客ホールを
あんなに丁寧でいい笑顔で一生懸命やられたら、応援したくなる
その辺の日本人より全然ストレスがなかった
 
ひとつ思ったのは、彼はバイト終わったら、
日本語学校にでも行って、きっと疲れて
授業寝ちゃうんじゃないかな?ということ。
きっと、それが原因で「ありがとうございました」が、
「ありざしたー」になっちゃったんじゃないかなということだ。
 
そんなことを考えながら、食事を終え、
レジで会計して彼に「ごちそうさま」と言った。
 
胸の名札をみたら、「タイ」と書いてあったのがすごく気になったけど、
忙しそうだったので出身は聞かなかった。
 
そして、彼は満面の笑顔で言った。
 
「ありざしたー!!」
 
彼がアンタッチャブルのザキヤマを知るまで、
そう遠くはないだろう。
 
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